口腔外科(親知らずの抜歯)

口腔外科(親知らずの抜歯)について

口腔外科

当院では口腔外科を一つの科目として治療を受け付けています。
口腔外科とは文字どおり「お口の外科」のことであり、一般歯科などで行うむし歯や歯周病の治療ではなく、口内やその周囲の組織にある病気を取り扱っています。

そして、口腔外科の代表となる治療は「親知らずの抜歯」です。
最も、親知らずの抜歯は口腔外科を標榜していない歯科医院でも行うこともできます。

親知らずの抜歯の痛み、その原因は麻酔液と治療時間にある

「親知らずの抜歯=痛い」、誰もがこのイメージを抱いていると思います。
この親知らずの抜歯の痛みを細かく説明すると、痛みを感じるタイミングは次の3つの場面です。

  • 麻酔を入れる時
  • 麻酔が効いていない時
  • 治療に時間が掛かった時

実は、これらは親知らず抜歯を治療内容の1つとする口腔外科なら全て対処が可能です。

まず「麻酔を入れる時の痛み」ですが、これはしっかりと表面麻酔を行った上で、電動麻酔器を使用して人の手では再現できない一定の速度で麻酔を入れます。
そもそも人の手で麻酔を注射すると痛むのは、入れる速度がまばらになってしまうからなのです。
その点、一定速度を再現できる電動麻酔器なら注射による痛みを最小限に抑えられるのです。

ちなみに当院の場合、麻酔も少なからず身体に負担を掛けてしまう点を考慮して、使用する麻酔の量は最小限に抑えるべきと考えています。
診断を行うことで麻酔の効果が得られる箇所を把握し、適量の麻酔を使用して痛みを抑えます。

次に「麻酔が効いていない時」と「治療に時間が掛かった時」の痛みへの対処ですが、これにおいては事前に予定されていた治療時間内に抜歯を行うことが大切だと考えています。
治療が長引けばその途中で麻酔が切れて痛んでしまう…このような事態を防がなければなりません。
つまり治療の速度がポイントですが、これは診断と経験数があってこそ実現できることです。

当院の診断と経験

CTでの正確な診断

CT

通常のレントゲンでは2次元画像のため、奥行きまで診断することができません。
このため当院ではCTスキャンを採用しており、親知らずがうまっている正確な位置と深さ、さらに歯の周囲にある血管や神経との関係まで正確に把握できます。

これによって周囲の組織をなるべく傷つけず、なおかつ正確な治療時間の割り出しまでできるため、安全な治療計画を立てることが可能です。

年間300本以上の抜歯経験

当院では年間300本以上の抜歯経験を持つ歯科医が、診断から治療後まで全てサポートします。
これはむし歯の治療でも同じことが言えますが、治療する本人が計画し、治療後どのようなケアを行うかまで見据えた計画を立てることは、患者様の安心につながると考えています。

このため抜歯後はどのように患部が治っていくのかまで計画し、その点を分かりやすく説明することを心掛けています。

経験ある歯科医院で親知らずを抜歯するメリット

抜歯経験を豊富に持つ歯科医院で親知らずを抜歯することには、次のようなメリットがあります。

どんな抜歯にも対応できる

一般歯科の歯科医は様々な治療をこなせるものの、抜歯が得意とは限りません。
いわゆる「広く浅く」の傾向があり、難しい症例には対応してもらえないこともあるのです。
その点、口腔外科の歯科医なら抜歯を専門的に数多くこなした経験もあるため、例えば「難抜歯」と呼ばれるような骨に深く埋もれたような親知らずの抜歯などにも対応できます。

抜歯がスムーズ

口腔外科の歯科医は抜歯の経験も豊富なので、その分テクニックにも長けています。
このため、一般歯科の歯科医に比べて抜歯のスピードが速いのです。
患者様からすれば抜歯は嫌ですし、早く抜いて治療を終えたいというのが本音でしょう。
その点、口腔外科の歯科医なら早く抜歯できるので、患者様のストレスや感じる間もなく治療を終えられます。

抜歯によるトラブルが起こりにくい

一般歯科の歯科医は歯の周辺のことには詳しいですが、骨の深い部分にまで携わる機会少なくなります。
一方、口腔外科の歯科医の顔面の解剖について知りつくしています。
このため、抜歯に伴う神経や血管の損傷についても理解しており、その分もトラブルも起こしにくいのです。

親知らずを放置するデメリット

親知らずの抜歯が嫌だという気持ちは分かりますが、放置することで様々なデメリットがあり、他の歯を壊してしまいます。
実際には次のような問題が起こり得ます。

むし歯や歯周病にかかりやすくなる

親知らずは歯磨きしにくいため磨き残しが出やすく、親知らずやその手前の歯がむし歯や歯周病にかかりやすくなります。また、そうなると口臭も招きます。

歯並びが悪くなる

親知らずが傾いていたり横向きに埋まったりしている場合、親知らずが手前の歯を押してしまうことで全体の歯並びが悪くなることがあります。

囊胞(のうほう)を作ることがある

親知らずが骨に埋もれている場合、その周辺に稀に嚢胞を作ってしまうことがあります。
感染することで歯の疼痛や咬合時痛などを引き起こします。

抜歯後の腫れについて

抜歯後の腫れ

親知らずの抜歯を嫌がる人の中には、痛みではなく抜歯後の腫れを気にする人もいます。
「親知らずの抜歯をすると腫れるから抜きに行けない」…そう考える人も少なくないのです。
最も、抜歯後の腫れは治療時間で大きく変わります。
これは外科においても言えることですが、治療時間が早いと患部が治癒するまでの時間も短いのです。
つまり、抜歯後のことを考えても親知らずの抜歯は外科経験を多く持つドクターになるべく早く相談することが何より重要です。
当院では随時抜歯や親知らずに関するご相談を受け付けていますので、少しでも違和感や気になることがありましたらお声がけいただけるとうれしいです。

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